日付は覚えていない、何せわたしは酔っていた。ただ、わたしの死場所は、八月二十八日の暁に彩られていた。 死ぬ気だったことには違いない。テトラポッドに座っていたし、『青春の瞬き』も流れていた。しかし、見上げた空がほのか明るくて、綺麗で、水面に映…
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